“明日から頑張る”を3年繰り返していませんか?
ダイエットも筋トレも、やり方よりも「続ける力」が9割。
この記事では、「明日からやる詐欺」を卒業し、楽しみながら体を変えるための“ゆるくて効果的な継続テク”を紹介します。
1.目標は「腹筋割る」より「ズボン閉まる」
まず大事なのは目標のハードルを下げること。
「半年で10kg痩せる!」ではなく、「3週間後、お気に入りのジーンズがスッと履けるようになる」といった“現実的でちょっと嬉しい”目標が◎。
大きな目標はやる気をくれるけど、途中で息切れして「無理ゲー化」しがち。
その点、“ちょっとだけ頑張れば手が届く目標”は、小さな達成感を生んでモチベを自然とキープしてくれます。
「毎日筋トレ30分!」ではなく、「寝る前にスクワット10回だけ!」くらいから始めるのが、結局いちばん続きます。

2. メニューは「全力」じゃなくて「余力」を残す
初日は気合で1時間!…翌日、全身筋肉痛で3日休み…はい終了。
こういう流れ、よくあります。筋トレ初心者あるあるです。
大切なのは、「あ、もうちょっとできそうだけど今日はここまで」にしておく勇気。
“またやりたくなる気持ち”を残して終わると、明日も自然とやりたくなるのが人間の心理です。
アスリートを目指しているのでなければ、毎日の継続こそ最大のトレーニングです。
3.記録より「ご褒美アプリ」を活用しよう
「体重グラフをつけて、筋トレログを記録して…」
真面目すぎて1週間で挫折したあなた、いませんか?
もちろん記録は大事ですが、続けるために必要なのは“楽しさ”。
やった分だけスマホを見てもいい、やればやるほど好きな音楽を聴ける、家族や友達に応援してもらうなど方法はたくさんあります。
筋トレもダイエットも、「続けたくなる仕掛け」を作るのが大事。
あなたの性格に合った方法、ひとつぐらい絶対見つかります。

4. “時間を作る”より“時間にねじ込む”
忙しい社会人や主婦にとって、「30分確保する」はかなりハードル高め。
そこでおすすめなのが“ねじ込み型筋トレ”。
- 歯磨きしながら足踏み
- 電子レンジを待ってる間にダンベル
- ドライヤー中にスクワット
このレベルでも、やらないより100倍マシです。
筋肉は“日々の小さな刺激”で裏切らず応えてくれます。
5.運動着は「干してあるTシャツ」で十分
「かわいい、カッコいいウェアを買ったらやる気出る!」
→わかります。でも油断すると、「着替えるの面倒」「ウェアが乾いてない」で逆にハードルになります。
“筋トレできる格好”じゃなくてもOK。
ジャージ、パジャマ、部屋着etc…何でもいいんです。大切なのは動ける瞬間にすぐ動くこと。
準備に時間がかかると、やる気は逃げていきます。
「即スタート」の仕組み作りこそ、継続のカギ。
6.食事制限は「引き算」より「足し算」で考える
食事管理はストレスの宝庫。「炭水化物を抜く」「甘いもの断ち」…どれも最初は頑張れても、長続きしにくい。
おすすめは「何かを抜く」ではなく「何かを加える」思考。
- ご飯を食べる前に水を1杯
- 食事の最初にサラダを一口
- お菓子が食べたくなったら、先にナッツをひとつまみ
ゆるく自分に試練を課すことで、ストレスを減らして自然と食事管理ができる。
食欲と上手に付き合いましょう。
7.サボった日は「ツッコミ」で乗り切れ
「昨日サボっちゃった…もうだめかも」ではなく、
「昨日の自分、ソファと融合してて草」くらいに笑ってやりましょう。
継続とは、完璧に毎日やることではありません。
完璧主義になってしまい一度サボってしまったら最後、もう二度とやらない…なんて経験は誰しもあるでしょう。
- サボってもいい
- また、戻ればいい
- 笑って戻れば、もっといい
自分にツッコミを入れて笑える人は、続けられる人です。

番外編:続ける仕掛けを「周り」に作る
人は、自分だけで頑張るより「ちょっと他人の目がある」ほうが続けやすい生き物です。
たとえば…
- 筋トレ仲間をSNSで作る(#筋トレ記録など)
- 家族や友達に「1日10回やる!」と宣言してしまう
- オンラインジムに登録して予約で縛る
ゆるい縛りは継続にめちゃくちゃ効きます。
誰にもバレずに続けたい派の人も、「見られてる感」をうまく活かせば、三日坊主を超えられるかも。
まとめ:継続できる人=気楽に戻れる人
筋トレもダイエットも、いちばん大切なのは「続けること」。
でも、その「継続」とは、実はこういうものです。
- サボる日があってもいい
- 気楽に戻れればそれでOK
- ちょっとだけでも続ければ、確実に変わる
だからこそ、完璧主義は禁物。気楽でいい。笑えるくらいがちょうどいい。
あなたの“ゆるくて楽しい筋トレライフ”、今日からまた1歩、始めてみませんか?